朝 起き上がれないのは
うつ病で休職中の時に朝起き上がれないという症状を訴える方はたくさんいらっしゃいます。
朝起き上がれない状態であることの要因は
いろいろあるでしょうが一つの大きな要因は、
『 十分に寝た感じがしない 』 ことです。
ちゃんと寝た感じ(熟睡感)がないということですね。
・朝目が覚めても身体が重い
・ダルくてやる気がしない
こうなるのは眠りの質が悪いからです。
眠りの質が悪い原因は、
将来の不安、焦り、仕事のことを考えてのストレス、
経済的な問題、薬の副作用など
いろいろとあるでしょうが、
眠りの質を良くするには原因を考えるより
どうすればいいかだけ考えた方がよいです。
そして、眠りの質を良くするには
昼間に身体を動かす必要があります。
おすすめはジムに通って
水中ウォーキング、水泳、ヨガ、ストレッチなどをすることです。
うつの時は、
『 そんなことする気が起きないんだ 』
と感じるでしょうが、
身体を動かす → 熟睡感 → 朝起き上がれる
というサイクルがまわることをイメージすれば
モチベーションも高まってきます。
もちろん、その土台にはうつ病の状態を良くしたいという
強い思いが必要であるわけですが、
それがあればだいじょうぶです。
『 いろいろ考えるよりも身体へ働きかける 』
はうつ状態を改善する有効なアプローチの一つです。
朝起き上がれない状態であることのもう一つの大きな要因は、
『 起き上がってやりたいことがない 』 ことと繋がっています。
将来への不安と絶望からひどい気分の落ち込状態にある時に
やりたいことがないのは当然といえば当然なんですが、
ちょっと昔を思い出してみると
子どもの頃
小学生の頃
とかを思い出してみると、
遠足とか何か楽しいイベントがある日は
勢いよく飛び起きていなかったでしょうか
私はほとんど雪が降らない地方に住んでいたのですが、
珍しく大雪が降った朝は学校へ行く前から
弟と雪合戦をしていつもより早起きでした。
何かやりたいこと
胸が高鳴ることがあると
朝パーンっと起き上がれる
人間の身体ってこんなふうにできています
この構造がよく分かっていれば
自分がやりたいことを探そうとするモチベーションも高まります。
ここでのポイントは、
『 するべきこと 』
ではなくて
『 やりたいこと 』
を強く意識することです。
mustではなくてwishですね。
自分の中のwishを掘り起こすには
コーチング的アプローチが有効です☆
うつ病・抑うつ状態でお困りの方やお仕事を休職中の方向けのカウンセリングについてもっと知りたい方はこちらのページにてご案内しております。
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