自己否定 うつ病における二次利得~
これはけっこう知られていると思いますが、
うつ病になることによる二次利得というものがあります。
カウンセリングをしているとクライアントさんご自身が
すでに意識されていることもあります・・・
例えば、
・ うつ病になったことにより働かなくて済む
・ 家族がやさしくしてくれる
・ 転がっていても文句を言われない
・ 家事をしなくてもゆるされる
etc
逆に、
長い間 うつをやっていると
働かないことや家事をしないこと
ずっと横になっていることで
いろいろ言われてしまう
家族が優しくしてくれないこともあるでしょうが・・・
上記の二次利得はよく言われることもあると思いますが、
実は、
この奥に更に隠された利得がありまして
こちらの方がずっと重要であります
それは、
【 『うつ病に取り組む』 というやることがある 】
という利得です
はぁ~ どういうこと ・・・
と感じる方もいるかもしれませんが、これは
【 人生で何をしたらいいのか分からない 】
という問題と直結しています
つまり、うつ病から治ってしまうと
やることがなくなって暇になってしまう
という問題があります
うつ病には 【難病に取り組む】 という人生のドラマがある・・・
納得していただけるかは分からないですが、
わたし達はやることがなくなって暇になってしまうのを
恐ろしいと感じています
問題がなくななると暇になってしまいます
なんとか暇を潰さないと ということで
問題を創りだしている・・・
この構造がわかると
☆ ゴール設定 ☆ の重要性が理解できます
☆ゴール = 実現したい状態
なりたい状態 理想的な状態
元気になったらやることがあるんだから
無意識は身体を心を元気にしようとするわけです
【 治ったらやることがなくなっちゃう 暇になっちゃう~
だったら問題と取り組んでいないと 】
という構造から抜けるためには
☆ゴール を設定する必要があります
俺はこれをしたいんだからうつ病やってる場合じゃないな!
と無意識が認識してくれれば~
ガッツリ回復がはじまります
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カウンセリングで得られる結果には個人差があります。