三つのタイプのセラピー
カウンセリングやセラピーにはいろいろなアプローチ法があり、
それぞれに一長一短がありますが、
根幹はクライアントさんがよりよく生きていけるようにするところを
目指しています。
今回は代表的な三つのセラピーを表現している物語をご紹介します。
~三つのタイプのセラピーを表す古い冗談話~
ある男が遺糞症(簡単に言えば、うんこ垂れ)を患っていた。
医者に行ったが、診察しても検査をしても
身体には何の異常も見つからない。
そこで医者は男にセラピーへ行ってみるよう勧めた。
ひとつ目の結末、伝統的精神分析医に相談に行った場合。
五年後、男は友達に出会った。
「やあ、セラピーはどうだい?」
「素晴らしいよ!」 男は幸せいっぱいに答えた。
「もううんこを漏らさなくなったのかい?」
「いや、漏らすには漏らしつづけてるんだが、
でもその原因が分かったんだ!」
二つ目の結末、行動主義セラピストに相談に行った場合。
五日後、男は友達に出会った。
「やあ、セラピーはどうだい?」
「最高さ!」 男は幸せいっぱいに答えた。
「もううんこを漏らさなくなったのかい?」
「いや、漏らすには漏らしつづけてるんだけど、
今はゴム製のパンツを使っているんだ!」
三つ目の結末、ゲシュタルトセラピストに相談に行った場合。
五か月後、男は友達に出会った。
「やあ、セラピーはどうだい?」
「感動ものだよ!」 男は至福の感で答えた。
「もううんこを漏らさなくなったのかい?」
「いや、漏らすには漏らしつづけてるんだが、
でも、もうどうでもいいんだ!」
( 『寓話セラピー』 ホルヘ・ブカイ著 より )
ホルヘ・ブカイさんは精神科医で
ゲシュタルトセラピストでもあるわけですが、
ブカイさんがNLPを物語で表現するとしたら
どうなるのか読んでみたい気がします。
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