ダブルバインドがうつ病を引き起こす⁉うつとダブルバインドの関係
ダブルバインドとは二重拘束という意味ですが、
逃れられない矛盾する二重のメッセージを与えられ続けると
精神的に多大なダメージを受け、うつ病などの心を病む状態になっていきます。
例えば、飼い主が犬に笑顔で
「 おいで おいで 」
と言いながらバットを振り上げているとします。
犬は迷いますよね
飼い主が、笑顔でおいでと言ってくれている
でも寄っていったら殴られる
毎回 殴らなくてもこのダブルバインド コミュニケーションをされていると、
犬でも一週間で精神を病むそうです・・・
このコミュニケーションの特徴は、
飼い主は自分のご主人であり犬が従わざる負えない関係にあるというのもポイントです。
まったく知らない人であったり
吠えてくる犬であれば、
歯向かったり
逃げることができる
心は一方向でありダブルバインドに陥ることはありません。
この例は極端ですが、笑い話ではありません。
家庭のなかでもこれに近いことが行われていないでしょうか
子どもは小さい頃は基本 親のことが好きですよね。
幼いくて自分一人では生きていけませんから親を頼りにしていますし、親に自分を見てほしいと望みます。
親が気分屋の場合、
寄っていって甘えれる場合もあれば、
寄っていったら
『 今 忙しいからあっちへ行ってなさい 』
と言われることもある・・・
別の場合では、
お母さんの発している言葉としては甘えてよさそうだが、
雰囲気や顔の表情から本当は他のことが気になっていて
自分が甘えていい状況じゃないのではと感じたりしている
お母さんにいつも寄っていきたいが
甘えていいのか
甘えないほうがいいのか
よくわからない・・・
お母さんの言葉、表情、声のトーン、雰囲気からいろいろなものを受け取り混乱します。
うつ病で自身が病まないためだけでなく、子どもをうつ病にしないためにも
自分や周りの人達がダブルバインドというコミュニケーションをしていないか意識してみると良いでしょう。
精神的に不安定な親のダブルバインド コミュニケーションによりうつ病になり、NLP心理療法で回復した公認心理師・うつ病専門 心理カウンセラー 大岳龍昇の詳しいプロフィールはこちらからご確認いただけます。
うつ病・抑うつ状態でお困りの方やお仕事を休職中の方向けのカウンセリングについてもっと知りたい方はこちらのページにてご案内しております。
Googleマップの口コミ
カウンセリングで得られる結果には個人差があります。