究極のペーシング
心理療法をするうえで
【カウンセラー自身が幸せを感じている必要があるのは
どうしてなのか?】
についての考察です。
大阪でNLP心理療法を学んでいた頃のK師匠が、
NLPの創始者の一人 ジョン・グリンダー先生の
セミナーを受けたときのことです。
一見何の変哲もないそこらのオッサンくさいグリンダー先生が、
NLPのデモンストレーションワークをやり出した瞬間から
K師匠はぐらぐらと立ち上がれないほどの衝撃を覚えたそうです。
この内側から湧き上がってくる多幸感~揺れは何なのか!?
と強烈な問いを感じたK師匠は、
セミナー参加者達に自分と同じような感覚を
感じたか聞きまくってみました。
そうしたところ、
何らかの問題を抱えNLPにより自分の問題をクリアにしてきた人達は、
(NLPのワークを自分に適応し内面の問題を乗り越えてきた人達)
K師匠と同じような感覚を感じていたそうです。
対して友人に誘われて興味本位でとか
まぁ ビジネスの役に立つだろうというような感覚で参加した人達には
そのような衝撃はなかったそうです・・・
K師匠がこの出来事の意味を1~2年にわたり考え続け
達した結論は、
グリンダー先生はセミナーに参加している人達の多くに
高度なペーシングを合わせることにより
強烈なラポールを生み出していた。
(ペーシングとは呼吸や声の高さ、
目線の合せ方などを同じ流れにしていくことを意味し、
ラポールとはすごく波長が合っていることを意味しています)
ハイパー高度なペーシングが合わさったことにより、
セミナーを受けている人達の中でグリンダー先生と強く共鳴した人達と
グリンダー先生の内的状態=内面の状態が一致するような流れができた。
グリンダー先生のエネルギーが共鳴した人達に
流れ込んだというと語弊がありますが、そんなイメージでしょうか・・・
つまり、
セラピスト(カウンセラー)が幸せを感じて良い状態であって
きちんとラポールでつながりながらカウンセリングできていれば、
セラピストの内的状態(幸せな状態)に
クライアントさんの内的状態が同調していく
という流れが生まれるということだろうと分析できたわけです。
K師匠は、
『 自分がぐらぐらと揺れるほどの多幸感を感じたということは
グリンダー先生の内的状態がいかに素晴らしいものであるのか
ということだと実感した。
この体験の分析を通してセラピストに最も必要なことは
自分の内面を常に良い状態に保つことだ!
とより強く確信するに至った。 』
と話してくれました。
質の良いカウンセラーを見極めるポイントは、
【そのカウンセラーが自分を幸せにする能力をもっているかどうか】
だという話ともすごく重なり
自分の中で深く得心できるという素敵な気付きがありました☆
今後のわたしのカウンセラーとしての在り方に
示唆を与えていただいたことを感謝したいと思います。
Googleマップの口コミ
カウンセリングで得られる結果には個人差があります。