セーフティネットへの考察 ~何がセーフティネットになっているのか~
ドミニカを旅行しているときに特に田舎のほうへ行くと村の通りの家の前で6~7人くらいの人達がイスに座っている光景をよく見かけました。
あの人達は何をしているのだろう?
今日は平日だよな
至るところでたまっているな??
思考がいろいろ考えてぐるぐるしていました
ドライバーさんはドミニカ人で英語はしゃべれますが、
ぼくが英語もスペイン語もしゃべれないので
うまく聞きたい内容を英語に変換できる気が
しなかったので聞くことができずに
ずっともやもやしていました・・・
後日 JAICAでドミニカに来ていた日本人の
YUKARIさんに首都 サントドミンゴを案内してもらいました♪
そのときにこの疑問を投げかけてみたところ、
「 通りに何人かでたまっているのは
仕事がないからすることがないのです 」
『 仕事をしてなくてどうやって暮らしているのですか? 』
「 ドミニカでは稼いでいる者が、
家族や親戚を助けるのが当たり前なのです ですから、
稼いでいる人が家族や親戚を食べさせています 」
ほおーーっっ
日本では生活保護がセーフティネットになっていますが、
ドミニカでは家族や血縁のつながりが
セーフティネットになっているということですか
しかも、仕事があって稼いでいる人も
いつ仕事がなくなるか分からないので
逆に自分が養ってもらう立場になることも
いつでも想定されるので家族・親戚をケアするのは
当たり前という感覚だそうです☆
さらに、首都はまだマシですが田舎にいくと
電気がしょっちゅう止まります
水も一日に朝の一時間しか出ないそうです
~ ですから、一日分の水をこ
の一時間で溜めておくとのことでした ~
電気が止まれば作業ができない仕事も多いし、
家の中は扇風機もまわらず暑いから
外の通りにでてみんなで涼んでいる
ということのようです。(・_・)。
家族・親戚がセーフティネットか・・・
日本では働いていないとうつであったとしても
家族の冷ややかな視線というか
「ちゃんと働いてくれよ」 的プレッシャーに晒されるよな。。。
憲法で人間らしく生きる権利が保障されてるのは
素晴らしいことだけど、
生活保護のセーフティネットと家族によるセーフティネット
どちらが豊かなんだろう
日本も昔はそうだったのかもしれないから、
日本人は今の在り方の方を望んで選択してきたのかなぁ
どうなんだろう・・・・
と いろいろな思いが浮かんできました
そして、
ぼくはどんな在り方をしたいのかな
どんなふうにこの社会がなっていたら心地好いと感じるのかな
という質問も自分に投げかけてみました☆☆☆
いろいろな示唆を与えてくれたドミニカ
ありがとう 感謝☆
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