音楽の力
THE BOOM というバンドがありますね
BOOM には 『島唄』 という
私が20代の頃に大ヒットした曲があります。
私は BOOM の曲の中では 『風になりたい』 が好きでした。
〜 大きな帆を立てて あなたの手をひいて
荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい
何一ついいこと なかったこの街に
涙降らす雲を 突き抜けてみたい
生まれてきたことを 幸せに感じる
天国じゃなくても 楽園じゃなくても
あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
風に 風になりたい 〜
『風になりたい』 は
微妙な気持ちの中にも
前へ向かう明るさを感じさせてくれて、
こんなふうになりたいと願う
20代の私の気分にマッチしていたのだろうと思います。
対して 『島唄』 はいい歌だとは思いましたが、
どことなく儚い感じがしたのか今いち心地良く感じなく
そんなに深く聴きたいと思うことはありませんでした…
最近知ったのですが、
実は 『島唄』 は
THE BOOM のリーダー宮沢和史さんが、
ひめゆりの塔で沖縄戦に奇跡的に生き残った
宮良ルリさん(職員・生徒48人中5人の生存者の一人)と出会い、
その時に受けた衝撃と悲しみを音楽に託したものだと
あぁ そうなのか
そういう想いがあったのかと
いろいろな感情が浮かんできました
〜 でいごの花が咲き 風を呼び嵐がきた
繰り返す悲しみは 島渡る波のよう
ウージの森で あなたと出会い
ウージの下で 千代にさよなら
でいごの花も散り さざ波が揺れるだけ
ささやかな幸せは うたかたの波の花
ウージの森で 歌った友よ
ウージの下で 八千代の別れ
海よ 宇宙よ 神よ 命よ このまま永久に夕凪を
島唄よ 風にのり 鳥とともに海を渡れ
島唄よ 風にのり
届けておくれ わんく(私)の涙
島唄が 風にのり
届けてたもれ わんく(私)の愛を 〜
音楽には 人には
絶望や悲しみを飛翔させて
別のエネルギーに変える力があるのだな
そんなふうに感じました
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